PERACETIC ACID
過酢酸系除菌剤による
消毒・除染方法
過酢酸系除菌剤は、ホルムアルデヒド代替法として近年注目されている消毒・除染方法です。
国内では第十八改正日本薬局方において、ホルムアルデヒド、過酸化水素に次ぐ除染剤として明記されています。芽胞形成菌を含む細菌・真菌・ウイルスに有効で、室内除染における耐性菌の報告はありません。
安全性が高く、施工後はエアレーションのみで入室が可能なため、作業時間を大きく短縮できる点が特長です。当社では過酢酸系除菌剤「Spor-Klenz®」を採用しており、EPA(米国環境保護局)認定およびCEマークを取得した、世界基準の安全性と非残留性、確かな除染効果を有しています。20年以上の施工実績があり、年間100件以上の除染作業を実施しています。
USE CASE
選ばれるケース
- 無菌医薬品・ワクチン製造エリアでホルムアルデヒドガス除染から代替法へ切り替えたい場合
- 再生医療等製品製造エリア(CPC/CPF)において、細胞へ影響を与えない非残留性薬剤を用いた除染を行いたい場合
- クリーンエリア周辺(廊下等)を年1回リセット消毒したい場合(気密性が低くガス除染が困難なエリア)
代替法の中でも、比較的簡便なシステムで導入でき、コストを抑えつつ短時間で施工できる点が大きな利点です。
NOTES & LIMITATIONS
注意点・適さない条件
- 鉄・銅・真鍮などへの腐食リスクがあり、養生できない設備環境では使用不可
- 酢酸臭が発生する(分解処理により低減可能)
- 正しい除染設計と事前検証が必須(初回は精製水による加湿検証が必要)
- 機器販売のみでの対応は不可
ACHIEVEMENTS
実績
・第十八改正日本薬局方に除染剤として明記
・国内の需要は右肩上がり
スポアクレンズConc・スポアクレンズRTU
・EPA(米国環境保護局)認定品
・CEマーク取得
導入実績
医薬品・医療機器製造、再生医療 CPC・CPF、化粧品製造、食品工場、医療機関、精密機器開発・製造、研究施設、施設立ち上げ時の消毒・除染、実験動物施設、他
導入例
噴霧消毒・除染、天井、壁、床、器材、配管、RO膜の消毒・除染、クリーンルームの製造ラインや金型の消毒・除染
DECONTAMINATION METHOD
施工方法
・噴霧消毒・除染(専用の機器を使用し、気相中に 10μm程度の粒子として噴霧するドライフォグ法)
・清拭・・・天井・壁・床・設備の清拭による消毒・除染
・浸漬・・・設備・器材・配管の浸漬による消毒・除染(CIP洗浄にも対応)
ドライフォグ法においては、除染の効果判定にはBI(バイオロジカルインジケーター/ log6の芽胞菌)を用い、施工後の菌の発育がないことを確認いたします。
浮遊菌検査、付着菌検査等もご要望に応じて実施可能です。
FEATURES
特徴
- 高い除染効果
- 芽胞菌、ウイルスにも有効
- ホルムアルデヒドと同等以上の効果
- 耐性菌報告なし
- 高い安全性(使用濃度での安全性は他の除染剤より高い)
- 作業時間短縮
- 使用後は短時間で入室可能
- 残留毒性なし
※腐食性があるため使用には注意が必要
PROCESS FLOW
施工の流れと作業スケジュール例
|
9:00
|
養生、機器・BI配置 |
作業時間
|
3時間 |
|---|---|---|---|
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13:00
|
噴霧開始 |
作業時間
|
1〜2時間 |
| 噴霧終了・ホールド | 1〜2時間 | ||
| エアレーション(空調)再開 | 1時間 | ||
|
18:00
|
養生・機器・BI撤去 |
※作業スケジュールはドライフォグ器の台数、養生の度合により異なります。
※新施設実施時には加湿検証を行います。
EQUIPMENT IMAGES
機材イメージ
・専用の機器を使用する(正しい効果を得るためには、適切な装置の使用が求められる)
・温湿度や空気の流れの管理が重要
CONTACT
まずはお気軽にご相談ください
「このケースにはどの方法が適切か」といった
検討段階からでも、豊富な知見をもとに
現場に沿った最適な除染設計をご提案します。
DECONTAMINATION METHODS
消毒・除染(殺菌)方法の紹介
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