過酢酸系除菌剤ドライフォグ噴霧器
PAAジェットPRO

STRENGTHS 1

業界に先駆け、
過酢酸除染の実用化に取り組む

かつて除染現場において、国内外で主流だったのがホルムアルデヒドガスです。安価で設備への影響が少なく、一定の管理手法が整備されていた手法として広く活用されてきました。

しかし、世界的なGMP要件の厳格化や安全意識の高まりを受け、代替法の開発が急務となります。当時注目された過酸化水素は、装置の高額化に加え、火膨れや腐食といった物理的リスクから導入を躊躇する企業も少なくありませんでした。

私たちはこの課題に対し、より安全かつ現実的な代替法として「過酢酸系除菌剤」の除染活用に着目。業界に先駆けて研究・試験、および除染設計の確立に着手しました。当初、過酢酸への根強い先入観から市場の反応は冷ややかでしたが、私たちは科学的根拠に基づく正しい運用の徹底を信条に、試行錯誤を重ねてまいりました。

その結果、今日では以下のような成果を実現しています。
・他社に先駆けたサービス提供体制の確立
PIC/SやEU-GMPなど国際的規制への柔軟な対応
・再生医療等製品分野における、細胞へ悪影響を及ぼさない除染手法の提供

さらに、次なる選択肢として二酸化塩素ガスによる除染の研究開発・実用化にも積極的に取り組んでいます。多様な環境や目的に応じた技術の選択肢を広げ、現場に適したソリューションを提供することで、多くのクライアント様から信頼をいただいています。

STRENGTHS 2

豊富な実績に裏打ちされた、
確かな提案力

私たちは業界に先駆けて過酢酸除染に取り組んできたことで、早い段階から多くのお問い合わせをいただき、施工の機会も着実に増えてきました。
その結果、現場での経験が積み重なり、知見と技術がより深まり、多様なニーズに応えられる体制が整っていく。こうした好循環が、今日の実績と信頼につながっています。

除染は、まだ比較的新しい分野です。
この業界では「成功例の数」だけでなく、「どれだけの失敗例を経験し、そこから何を学んだか」が技術力につながると、私たちは考えます。
豊富な実績から積み重ねてきた知識とリスク予見力が、現場における柔軟で安全な提案と実行につながっています。

たとえば――
・施工範囲が数千立方メートルに及ぶ大型施設でも、他の除染手法では対応が難しいとされた現場で、過酢酸除染による安全な除染を実現。
・過酸化水素除染によって火膨れが発生していた施設では、過酢酸除染へ切り替えることで、腐食トラブルの回避と除染効果を両立。
・実際に、複数のお客様が「他社で断られた」あとに、当社へお問い合わせくださっています。

さらに、過酢酸除染の導入を希望されるお客様には、自社での運用を支えるサポート体制も用意しています。除染機器の販売に加え、除染設計、計画書作成、加湿検証、除染検証、報告書作成など、バリデーション全体を支援できる体制を整えました。
現在では、販売を除いた作業案件だけでも年間600件以上の実施実績があり、さまざまな業種・業態のお客様に対して、信頼性のあるサービスを提供し続けています。

STRENGTHS 3

イカリグループの
総合力とともに

株式会社イカリステリファーム
代表取締役社長
黒澤 秀行

イカリステリファームとしての歴史はまだ浅いものの、私たちの消毒・除染(殺菌)への取り組みは、グループ会社であるイカリ消毒が60年以上にわたり培ってきた衛生管理事業の歴史を土台にしています。豊富な実績と知見の積み重ね、そしてグループ全体のリソースを活用できることも、私たちの大きな強みです。

消毒・除染(殺菌)の現場では、単に薬剤を噴霧するだけでなく、「なぜ汚染されたのか」「何がリスク要因か」という包括的な視点が欠かせません。
たとえば山間部の研究施設では、除染の前に「虫の侵入」や「環境由来の微生物」への対策が必要となる場合があります。こうした場面でも、イカリ消毒が持つ防虫防鼠技術と総合衛生管理のノウハウを組み合わせることで、他社には難しい対応を可能にします。さらに、グループ全体で培ってきた環境制御の専門技術は、除染後のクリーンな状態を長期維持するうえでも大きな価値を発揮します。

さらに全国約100拠点の営業・サービス体制と、全国数万件の顧客基盤から蓄積される業務実績・情報収集力を背景に、全国ネットワークを活かして特殊な施設や製造拠点に向けても安全性に配慮したサービスを提供しています。

このように私たちは、イカリグループの一員として共有・分析された衛生課題をもとに、実効性が高く、お客様に適した衛生ソリューションを提供いたします。

STRENGTHS 4

検査・設計・実行まで、
一気通貫の対応力

イカリステリファームの除染サービスは、ただ作業を請け負うだけではありません。科学的根拠にもとづく設計力と、社内外に広がる技術資源を掛け合わせ、他社にはない専門性と提案力を実現しています。
その土台を支えているのが、イカリグループ内にある研究・検査機関です。
微生物検査グループには、特殊な培養条件や菌の検出に深い知見を持つスタッフが多く在籍しており、菌検査・菌種同定・除染提案をワンストップで提供できる体制があります。
こうして社内が密に連携していることで、緊急性の高い案件や高度な判断が求められるケースにもスピーディに対応できます。

さらに、自社内にはクリーンルーム模擬室や燻蒸室等の試験環境を完備。除染装置や周辺機器の開発・検証を継続し、実機レベルでの設計や改善までを自社内で完結できることで、現場に適した器材と運用方法を具体的に提供できるのです。
複数の除染手法を扱えることも、私たちが業界内で独自の優位性をもっている理由のひとつです。ホルムアルデヒド、過酸化水素、過酢酸、二酸化塩素ガスといった複数の方式を運用し、各手法の特性・利点・限界を熟知。特定メーカーに縛られず、現場ごとに適した手法を中立的に選び、提案できる点は、当社ならではの特徴です。

こうした研究・検査・開発・設計・実行が連動する体制こそが、私たちの競争力の源泉です。その専門性の証として、国内に2ヵ所のみ存在するBSL-4施設における除染作業は、いずれもイカリステリファームが担当しています。私たちの技術は、国家レベルの安全対策を支える現場でも生かされています。